馬革の種類や特徴を知っておこう!
馬革についてもう少し詳しく知っておきたいと思います。
■ホースハイド
牛革と比べると繊維密度は低く頑丈さも劣るが、その反面
非常に柔軟性があるので大判の利点を活かして衣類などに多く利用されている。
馬革の生産数は減少し供給率は世界的に不足している為、
非常に貴重な皮革である。
さらに、比較的に若い馬が使用される首皮をホースフロントと呼ぶ。
ホースフロントは背中などよりもよりキメが細かく滑らかなのが特徴。
■ポニーレザー
小型種の馬をポニー(pony)と呼ぶ事はには馴染みがあると思いますが、
具体的な定義としては、体高147cm以下の小さい馬の事を指します。
ポニーは子馬であると勘違いされやすいのですが、
実際は年齢は関係なく体高によって分類されています。
要は、成長しても147cm以上にはならない馬の事です。
非常にに柔らかく軽量な事が特徴です。
■コードバン
『革の王様』として名高い、希少皮革のコードバンの特徴は
その強度にあり、牛革の三倍もある頑丈さを誇ります。
コードバンは実は馬のお尻から採取された皮なんです。
ムチで打たれ強く硬くなったお尻の革であるからこその強度を持ちます。
そして、それはヨーロッパでもごく少数しか生産されていない農耕馬
からのみ採取され、全体の約1割しか採る事ができない希少皮革です。
(※近年のコードバンは農耕馬に限らないそうです)
ですから非常に高値で取引される希少価値の高い馬革となります。
コードバンは使い込むほどに光沢をまし柔らかく馴染んでくるのも特徴です。
高級ランドセルに使用されている革としては非常に有名です!
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